将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが6月2日に行われ、渡辺明名人(棋王、38)と石井健太郎六段(30)が、現在対局中だ。注目の戦型は矢倉に。勝者は同トーナメントのベスト4入りで大橋貴洸六段(29)との対戦が決まる。
【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段
渡辺名人と石井六段は、所司和晴七段(60)を師匠に持つ兄弟弟子。歴代4位、現役2位となるタイトル通算31期の渡辺名人だが、石井六段との対戦は過去に2局あり、いずれも敗れている。5月29日には名人戦七番勝負の第5局で斎藤慎太郎八段(29)を退け、名人3連覇を果たしたばかりだが、弟弟子との3度目の対決で初勝利となるか。石井六段からすれば偉大な兄弟子ではあるが、ここでも勝利して初のタイトル挑戦に近づきたいところだ。
現タイトル保持者は3連覇中の永瀬拓矢王座(29)。五冠保持者である藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は同トーナメント1回戦で敗れ、早々に挑戦の可能性が消えている。
持ち時間は各5時間で、先手は渡辺名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明名人 チキン南蛮弁当、納豆オムレツ 石井健太郎六段 生姜焼き定食
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 4時間19分(消費41分) 石井健太郎六段 3時間43分(消費1時間17分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)