ここで出るか、激レア役満!6月5日に開催された麻雀最強戦2022 Mリーグスペシャルマッチ決勝卓で、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が役満・国士無双の13面待ちをアガり、優勝を手繰り寄せた。
東3局、7巡目で国士無双のイーシャンテンにこぎ着けた岡田。雀頭がなく、1・9牌か字牌を引けばテンパイ、9筒を先に引けば13面待ちだ。実況の日吉辰哉(連盟)は「ヤバイ!9筒2枚、マジでやってる!13面待ち、リーチあります!?」と絶叫。解説の瀬戸熊直樹(連盟)も「リーチありますよ!」と興奮だ。
10巡目に9筒を引いて、13面待ちをテンパイ。日吉は「これはヤバすぎる!マジかよ嘘だろそんなことあっていいのか!こんなの実況するなんて、たぶん最初で最後!」と声を枯らし、さらには瀬戸熊も「リーチ行け!」と日吉に負けないトーンで絶叫した。コメント欄も「国士13面待ちなんてヤバい!!」「豪運すぎるw」「歴史的だ!!!」「はじめて見た」と騒然となった。
ここでの岡田の選択はリーチ。仕掛けてテンパイしていたU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が一万を放銃し、岡田は3万2000点をゲットした。試合後のインタビューでは「人生初ですね。(ロンで)国士をアガったとしても勝てない。全員強いから。ツモりたいと思ってリーチをかけた」と、3者とリードを広げたかったという思考を打ち明け、その勝負度胸、また豪運に「役満おめでとう!!」「放送対局おかぴー最強」「いいもん見れました」と、ファンからの激賞コメントが連投されていた。
岡田は過去にも放送対局で激レア役満・九蓮宝燈を成就させている。今回の国士無双13面待ち完成により、レア役満に縁がある豪運美人雀士としても名を馳せていくことになりそうだ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
(ABEMA/麻雀チャンネルより)