6月7日に行われたセ・パ交流戦、埼玉西武ライオンズ対読売ジャイアンツの一戦で、華麗なフィールディングを見せた埼玉西武ライオンズ・平良海馬に、視聴者から反響が寄せられた。
西武が7-4とリードして迎えた8回表、4番手としてマウンドに登った平良。先頭の3番・吉川尚輝にセンター前ヒットを許して無死一塁となった場面で、打席には4番・岡本和真。カウント1-1からの3球目、平良の投じたカットボールに詰まらされた岡本の打球は、マウンド横へと転がるボテボテのゴロに。すると、平良はこの打球目掛けてマウンドを駆け下りて拾い上げると、そのまま身体をひねってのジャンピングスローで二塁へと送球。一塁走者・吉川をフォースプレーでアウトにすると、続いてボールはショート滝沢から一塁へと送られ、打者走者の岡本もアウトとなり、1-6-3の併殺プレーが完成した。
身長173cmで体重100kgの恵まれた体格から、最速160キロの剛速球で相手打者をねじ伏せる平良。パワーピッチャータイプでありながら、内野手を彷彿とさせる華麗なキャッチ&ジャンピングスローを披露すると、元プロ野球選手の前田幸長氏は「野手顔負け。ピッチャーやらなかったらショートでもできるんじゃないの?っていうぐらいの動きですよ」と絶賛。続けて、「この体勢でセカンド送球、ストライクを投げるっていうのは結構難しいんです。でもドンピシャ(のストライク)ということは、体の使い方が実はすごく器用」と解説した。
なお、このプレーを見た視聴者からも、「これ見た、うまかった」「うっま」「体幹やべえな」「かろやかー」「見たことないわピッチャーでこれは」といった声が寄せられている。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)



