永瀬拓矢王座の研究炸裂か 藤井聡太棋聖が持ち時間の半分超える大量消費/将棋・棋聖戦五番勝負 将棋藤井聡太,永瀬拓矢 2022/06/15 12:18 拡大する 将棋の藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、王将、19)が永瀬拓矢王座(29)の挑戦を受けるヒューリック杯棋聖戦五番勝負が6月15日、新潟県新潟市の「高島屋」で第2局の対局が行われている。本局の先手番は永瀬王座で、戦型は角換わりとなった。藤井棋聖は持ち時間の半分を超える2時間以上を消費しており、午後にどのような戦略を立てているかに注目が集まる。【動画】緊張感あふれる対局開始シーン 持ち時間の大差はプラン通りか、永瀬王座の研究が炸裂か。角換わり腰掛銀となった本局は、じっくりとした流れだった第1局とは打って変わり、早々に戦いが始まり中盤戦を迎えている。午前中に50手が進んだが、形勢は不明。藤井棋聖の消費時間は2時間9分と持ち時間の半分を超えているのに対し、永瀬王座の消費時間はわずか24分と、どこまでが研究範囲なのかと思わせるほどのスピードで指し進めていた。 続きを読む