6月12日に行われたセ・パ交流戦、福岡ソフトバンクホークス対東京ヤクルトスワローズの一戦で、ヤクルト・オスナが見せたレアな“牽制アウト”が、ファンの間で話題となっている。
両チーム無得点のまま迎えた3回裏・ソフトバンクの攻撃。無死一塁で打席には9番・甲斐拓也という場面で、ヤクルト先発・高橋奎二は、初球前に一塁へと牽制。これを受け、一塁走者の松田宣浩は頭からではあるものの、やや余裕ある形で帰塁し、そのままプレーが続行するかに見えたが、ここでヤクルトの一塁手・オスナがおもむろにリクエストを要求する。
実は、松田が帰塁して立ち上がる際、ベースから手足がほんの一瞬離れたのを見逃さなかったオスナは、すかさずグラブで松田にタッチしていた。その後、リプレーによる検証を経て松田がアウトとなり、非常に珍しい牽制アウトが成立。オスナは6月7日に行われたオリックス・バファローズとの一戦でも、アウトにこそできなかったものの同様のプレーを見せており、常に“狙っている”ようだ。
オスナの鋭い観察力と、地道なプレーの積み重ねが生んだともいえるこのシーンに、視聴者からは「あw」「曲者」「メジャーあるある」「良いプレー」といったコメントが寄せられている。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)


