【MLB】マリナーズ0－3エンゼルス（6月18日・日本時間19日／シアトル）
美しいフォームから生み出された放物線が勝利を決定づけた。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合、7回表に代打で登場したウォルシュが2ランホームランを放ち、視聴者から「さすが代打でやる男！」「カンペキ」と絶賛のコメントが殺到、一方の敵地球場ではブーイングも起こった。
7回、スコアは1-0と緊迫した場面で、ランナーを二塁に置いて登場した代打ウォルシュ。マリナーズ3番手のロモがワイルドピッチ、これでランナーは三塁に進み、追加点のチャンスが広がる。カウント2-1からの4球目、スライダーをウォルシュは強く引っ張ると、打った瞬間それとわかる2ランホームランとなった。実況のDJケチャップ氏は「角度が付いて、行ったでしょう！」と興奮、解説の高橋尚成氏も「完璧です」と感嘆の声を上げた。
ウォルシュはダブルヘッダー第1試合で1打席目こそ四球で出塁するも、その後は3打数ノーヒット、2三振と沈黙していたが、ここで面目躍如の働きを見せた。ウォルシュがダイヤモンドを回る際、エンゼルスファンからは大歓声、敵地マリナーズのファンからはブーイングの声も。
ABEMAの視聴者もこのホームランに「代打の醍醐味」「頼れる男」「さいこー」「飛んだなあ」と喝采のコメントを投稿、その打撃内容にも「スイング綺麗よな」「すげぇスイング」「この打ち方よ」と賛辞が飛んだ。
試合はこの加点でエンゼルスが終盤戦を優位に進め、先発のスアレス、そしてハーゲット、ブラッドリーと繋ぐパーフェクトリレーで快勝。ダブルヘッダー2連勝を決めた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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