俊足と巧みなグローブさばきが光るMLB屈指の守備職人、レイズのキアマイアーはグローブ愛が溢れている。ABEMAのMLB情報番組「石橋貴明スタジアム」による独占インタビューに応じると、ゴールドグラブ賞3回という栄誉を支えたグローブについて「自分のベイビーみたいだよ」と抱きかかえながらキス。試合で使うためにシーズンかけて仕込みをいれるこだわりを語った。
【動画】グローブへのこだわりとくるくる芸を披露するキアマイアー(27分ごろ~)
キアマイアーは2013年にメジャーデビュー。強肩、俊足の外野手として2015年にレギュラーに抜擢されると、初のゴールドグラブ賞とともに、全ポジションの中で最も守備に優れた選手に送られるプラチナグラブ賞も受賞した。日々の試合における守備への意識は「守っている間は自分が最高の外野手だと思ってプレーしている。打席に立てばチームの勝利に貢献するため、その時できることをしたいと思っている。塁に出れば最高の走者でありたいと思うしね。シンプルなマインドセットだ。チームが勝つためにできることをやる。僕には十分な経験があるから、毎日球場に来て自分のやるべきことをやって、勝ちたいと思っているよ」と、ベストパフォーマンスを心がけていると語った。
すると“相棒”でもあるグローブについては「プラチナグラブ賞をもらったのを機に作ったものなんだ。すごく気に入っていて、自分のベイビーみたいだよ」と、赤子を抱くようにしてキス。こだわりについて「毎年同じものを使い続けること。練習用のグローブが来年の試合用になるんだ。試合で使うために使い込んで馴染ませるんだよ」と、じっくり1シーズンかけるという秘話も明かした。
なおインタビュー中、グローブをくるくると手で回す芸を披露すると、番組の視聴者からは「かっけーわ」「俺もあれやろ、クルクル」「守備上手い人はグラブ回す」といった反響が寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




