映画出演の効果は絶大！石橋貴明、メディア取材が最難関の名投手・クレメンスとの秘話に周囲が仰天「サークルチェンジを教えてもらった」

　やはりあの映画に出演していた効果は、MLB内では絶大のようだ。映画「メジャーリーグ2」「メジャーリーグ3」に出演したことがある石橋貴明が、自身の冠番組内で、メジャー通算355勝を挙げた名投手・クレメンスについて「サークルチェンジを教えてもらったことがある」という秘話を明かし、周囲を仰天させた。

【動画】クレメンスとの思い出を語る石橋貴明（48分37秒ごろ～）

　石橋はABEMAのMLB情報番組「石橋貴明スタジアム」に出演。元高校球児であり、現在でもMLBを日々チェックしているが、MLBを題材にした映画への出演は、現役メジャーリーガー内の知名度にも大きく貢献している。今回、番組スタッフはヤンキースのコール、リゾ、ジャッジ、レイズのキアマイアー、マクラナハン、フィリップスというスター選手6人に独占取材を試みたが、全選手が映画の「タカ・タナカ」を認識しており、中でもリゾは「もちろん知っているよ。タカ！あなたはビッグマーブル（大きな玉）を持ってるね！（笑）」と作品の内容にかけたメッセージまで送った。

　このVTRを受けて、中継番組で解説なども務めるAKI猪瀬氏が、メディア取材事情について「ドジャースも結構厳しい。ベッツはIL（故障者リスト）に入っているんですが、ほとんど取れません。僕は取ったことありますよ。そうしたらLAのメディアに『AKIすげえな』って言われました。ほとんどインタビューできるスペースに来ないんです」と説明。さらに取材が最も難しかった選手としてマダックスの名を出した。

　すると石橋は「僕、マダックスと写真撮りましたよ。井口資仁君が紹介してくれて。どうやってサークルチェンジを投げるのか教えてくれって聞いたら、教えてくれましたよ」というエピソードを紹介。これにはAKI猪瀬氏、視聴者が一斉に驚きのリアクションを取ることになった。なお石橋にも失敗談はあるようで、同じく名投手のクレメンスの現役時代、キャンプでインタビューを試みると「トレーニング後に真っ赤な顔で上半身裸で『Get out！』って言われました。すげー怖かった」と驚いたという。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）