【MLB】アストロズ-エンゼルス(7月1日・日本時間2日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場、1回の第1打席に2試合ぶりとなる今季18号の先制ソロを放った。打球速度170.1キロ、飛距離120.1メートルという豪快なアーチは、アストロズファンで埋まるライト席上段に到達。アストロズの好投手ハビアー、さらに捕手はかつての同僚でバッテリーを組んでいたマルドナード。手強いバッテリーを相手に、フルカウントから真ん中低めのスライダーを完璧に捉えた一発は、大谷の読みが光るものとなった。
大谷とマルドナードといえば、かつては仲良しバッテリーとして知られていたが、敵・味方になってからは、強打者とそれを封じようとする捕手という関係にもなり、時折打席で交わす言葉のやり取りについても、様々な注目のされ方をしている。この日もマルドナードがちらちらと大谷の方に視線を投げかけるシーンが見られたが、大谷本人は集中を崩さず、ハビアーの方を見続けていた。
第1打席は1球目からストレート、チェンジアップ、チェンジアップ、ストレート、ストレートでフルカウント。ここで一度、大谷が打席を外すと球場のファンからは大ブーイングが起きていたが、まるで気にする様子もなく、すっと構えに入った。ここでアストロズバッテリーが選択したのは、大谷に対してこの試合初めて投げるスライダー。真ん中低めに球速を落とし、タイミングを外しにいったものだったが、まるでフォームを崩すことなく、低めながらも気持ちよく振り抜いたことで打球は120.1メートル先のライト席上段まで飛んでいった。
1球目のストレートが95.5マイル(153.7キロ)、6球目のスライダーが81.2マイル(130.7キロ)と、球速差にして23キロも違うものの、全く崩されないところを見れば、大谷の読み勝ちは歴然。ファンからは「上手く拾ったなぁ」「鳥肌立ったわ」「すごいなこんな低いのホームラン打つんかよ」と驚きの声が止まらなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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