【MLB】アストロズ9-1エンゼルス(7月2日・日本時間3日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、守備の名手である同僚のベラスケスが気迫と集中力を欠いたプレーを見せる一幕があり、敵地スタジアムからは笑いが。また昨日の試合に続いて序盤から大量リードを許す不甲斐ない試合展開も相まってか、視聴者から落胆の声が相次いで寄せられた。
問題のシーンは3点リードを許して迎えた3回表、エンゼルスの攻撃。この回の先頭9番・ベラスケスが2ストライク1ボールから迎えた5球目、アストロズ先発右腕・ウルキーディが投じたのはアウトコース高めに外れる86.3マイル(約139キロ)のチェンジアップ。これにバットが出てハーフスイングとなったベラスケスは、自ら三振と判断して塁審の判定を待たずにベンチに向かって歩き始めた。
ところが、三塁塁審の判定はスイングではなくボール。珍しい出来事にスタジアムがざわつくなか、ベラスケスはバツが悪そうな苦笑いを浮かべながら再びバッターボックスへ入った。すると直後の6球目、同じくアウトコース高めのチェンジアップを見送ったベラスケスだったが、球審の判定はストライク。今度はカウントを間違えたか、ベラスケスはコールを待たずにバットを置いて一塁に歩くような素振りも見せ、ベンチに戻る際にはかつて大谷と同僚だったアストロズ捕手のマルドナドに「しっかりしようぜ」とでも言いたげな苦笑いを向けられ、首を横に振った。
この一連のプレーに試合を中継したABEMAの視聴者からは「やる気ナシ」「エンゼルスは勝ちへの執着を感じない」「エンゼルスの選手たち、翔平を除いて、ゲームを楽しめてない感じするね」など落胆の声が相次いだが、解説を務めた元メジャーの小林雅英氏は「試合に向かう気持ちの差」と述べ、首位を独走するアストロズとエンゼルスとの違いを指摘した。
守備では幾度となくファンプレーを見せ、投手大谷やチームを救っているベラスケス。しかし、2試合連続の大敗でリーグ首位のアストロズと14.5ゲーム差、借金「6」となった苦しいチーム状況を象徴するようなワンプレーとなってしまったようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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