【MLB】アストロズ4-2エンゼルス(7月3日・日本時間4日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。この日第2打席でタイムリーヒットを放っている大谷だったが、8回の第4打席はこの回からマウンドに上がったモンテロの前に見逃し三振に倒れた。
エンゼルス先発スアレス、アストロズ先発バルデスの両左腕の好投で締まった展開となった試合は、2-2で終盤に入った。3安打に抑えられていたエンゼルスは8回、この回先頭の大谷に期待がかかる。しかし、アストロズの最強中継ぎ陣の一角を占める3番手のモンテロが大谷の前に立ちはだかった。30試合以上に登板し1点台の防御率を誇るモンテロは、初球外角高めの96マイル(約154.5キロ)のストレートでストライクを取ると、2球目は外角低めに97マイル(約156キロ)で2ストライク。さらに低めに投じられた3球目はなんとかファールに逃れた大谷だったが、4球目、同じく外角低めいっぱいに決まったボールに手が出ず見逃し三振。打席を後にする大谷は「ノーチャンス」とでも言っているように首を振ると、舌を出してまさに“舌を巻く”ような表情を見せた。
モンテロの完璧な4球に、エンゼルスファンもコメント欄で「エグいわ」「打てる球なかったな」「最高のコース」「無理」「ビタビタ」「どれもギリギリいいコースすぎる」「いや全部すげーとこに投げるな」「球のキレがすごいな」と脱帽。この3連戦とも完全に抑えられ、この日も出てくる投手にことごとくやられていることもあり、「すげーなこのピッチャー」「出てくるピッチャーの層が」「使えるやつしかいねーのかよ」「アストロズすげえわほんま」と首位を独走するチームの厚い投手陣にお手上げといったコメントも多く見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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