【MLB】アストロズ4-2エンゼルス(7月3日・日本時間4日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、アストロズの先発・バルデスが6回を3安打2失点13奪三振と好投した。大谷を含め、対戦した打者全員から三振を奪う快投となったが、左腕から繰り出す変化球のキレ、変化量が絶品。おもしろいように三振の山を築いた。
バルデスは前日までに8勝3敗と好成績を収めている左腕。150キロ台中盤の速球を投げるが、そのほとんどが沈みながら曲がるシンカー。スピードがあることから「パワーシンカー」と呼ばれるものだ。また20キロほど球速を落としたカーブも有効で、ほぼこの2球種だけでエンゼルス打線を手玉に取った。
もともとはゴロによるアウトの率が7割近い「打たせて取る」投手だが、切れまくる変化球で強気になったか、初回から三振を奪うと、2回から5回にかけては11連続してアウトを三振で取るほど。エンゼルスの主砲トラウトからは2三振、大谷からも1三振と、最終的には自己最多の13奪三振となった。
特にトラウトの第2打席、見逃し三振にしたのは外角ぎりぎりに決まるパワーシンカーで、94.9マイル(152.7キロ)ながら、打者の手元で大きく変化。トラウトも全く手が出ず、不思議そうに見つめながらベンチに戻っていた。この変化には視聴者からも驚きの声が相次ぎ「めっちゃ動く」「うわー素晴らしい球」「入ってるのか、あれは無理ゲー」「いい球きたなぁ…」「完璧すぎるんよ…」と、コメントまでお手上げといった様子だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性