【MLB】オリオールズ-エンゼルス(7月8日・日本時間9日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、3回に大谷のチームメイト・トラウトが、開催地であるオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズに施された“ホームラン対策”への攻略法を示すかのような先制アーチを放った。
両チームとも無得点で向かえた3回表・エンゼルスの攻撃、1死一、二塁の場面で打席に入ったのは、このところ調子を崩している2番・トラウト。そのトラウトは、オリオールズ先発・ウェルズが、カウント0-1から投じた2球目、ほぼ真ん中に甘く入ったスライダーを鋭く叩き、打球はレフトのポール際へと伸びる大飛球に。これがポール上部を巻く第24号ホームランとなり、エンゼルスが3点を先制した。
この試合の開催地であり、オリオールズの本拠地であるオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズは、「出やすい」とされるホームランへの対策として、今季からレフトフェンスをおよそ8メートルずつ後退させた上で、フェンス高も1.7メートルほど上げる改修が行われた“新仕様”となっており、前日の試合では、トラウトと大谷が、あと少しでホームランかというレフトへの大飛球を放っているが、いずれも、昨季までならばスタンドインという位置での「レフトフライ」となっていた。しかし左右のポール際であれば、こうした改修の影響はほとんどなく、トラウトの一撃は、まさに同球場の攻略法を身をもって披露した形となった。
こうしたトラウトの一撃に、視聴者からも「トラウト ホームランきたー」「ゴルフスイング系ホームラン」「オールスター祝砲か?」「完全復活!」「HR拒否フェンス」「今度は7mくらい高くしようかな」」といった様々な反響が寄せられることとなった。なお、大谷はこの試合でも第3打席で飛距離約120メートルの大飛球を放ったが、左中間でキャッチされてアウトになっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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