【MLB】オリオールズ-エンゼルス(7月8日・日本時間9日/ボルチモア)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合の5回表、球場に施されたホームラン対策によって、大谷の大飛球がアウトとなり、惜しくも“幻のホームラン”となる一幕があった。
2番・トラウトの24号3ランでエンゼルスが先制し、エンゼルス3-0で迎えた5回表。無死一塁の場面で第3打席を迎えた大谷は、カウント3-1からの5球目、オリオールズ2番手・ベーカーの投じた外角のストレートを強振し、左中間方向へと伸びる大飛球に。しかし、あと少しで第19号2ランかと思われたこの打球はスタンド目前で落下し、オリオールズのレフト・ヘイズが、フェンスに背中を接触させながらキャッチ。レフトフライに倒れた。
実はこの試合が行われたオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズは、かねてより「出やすい」とされていたホームランへの対策として、レフトフェンスをおよそ8メートルずつ後退させ、フェンス高を1.7メートル上げる改修が施されたため、フェンス前には昨季までスタンド部分だった伸長部分である“魔のゾーン”が出現。大谷は前日に行われた試合の第3打席で放ったホームラン性の打球も、このゾーンに落下し、幻の一打となっていた。
推定飛距離393フィート(119.8メートル)、他球場ならばもちろんのこと、昨季までならばオリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズでもスタンドインしていたはずの大飛球が、球場の対策によって、これで2試合続けて“幻”となった大谷に、ABEMAの実況が「去年までだったら100%入ってるって、現地実況も言ってます」と水を向けると、解説の高橋尚成氏も「エンゼル・スタジアムなら行ってるでしょうね」とコメント。視聴者からは「この球場レフト広すぎwww」「この球場きらい」「まじかよ」「あれでも入らないか」「レフトスタンドへ大飛球」「フェンスおかしいてー」「アンラッキーゾーン」「昨日とあわせて2本損した」といった様々な反響が寄せられることとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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