「エビフライはお好きですか?」大先輩からまさかの質問に藤井聡太竜王びっくり&爆笑/将棋・ABEMAトーナメント
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 全く前触れもない大先輩の“奇襲”には、天才棋士もお手上げだった。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ第1試合、チーム藤井とチーム渡辺の対戦が7月9日に放送された。チーム藤井は、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)がリーダーを務め、個人・団体通じて大会5連覇を目指している。今回、チームメイトには30歳以上も年上の先輩2人を指名する新機軸で挑んでいるが、対局を見守っている最中に、その先輩の一人からまさかの言葉を投げかけられ、思わずびっくりし、その後に爆笑することとなった。

【映像】藤井聡太竜王、まさかの質問に「えっ?」

 藤井竜王が指名したのは、永世名人の称号を持つ森内俊之九段(51)と、「藤井システム」で有名な同姓の藤井猛九段(51)。過去2回の団体戦では、どちらも平均年齢で大会最年少のチームで戦い優勝してきたが、今回は百戦錬磨の大先輩からいろいろと新たなものを学び取ろうと関係者、ファンの予想を覆すサプライズ指名で新チームを結成した。

 30歳以上も離れている先輩2人に対しても、にこやかに会話を交わせるようになった藤井竜王だが、森内九段はYouTuberとしても活躍中。また藤井九段も長年、大盤解説やイベントなどでファンを笑わせてきたトークも持ち味だ。控室でどんな会話が展開されるかというのも、ファンのお楽しみポイントであった中、いきなり奇襲に出たのは森内九段だった。

 森内九段 リーダーは、エビフライとかお好きなんですか?

 藤井竜王 え?というのは…。

 たとえばこれが、対局の間に弁当を食べている最中の会話であればわかるが、この時は第5局で藤井九段がチーム渡辺・近藤誠也七段(25)と戦っているのを見ているところだった。

 森内九段 どこかでエビフライ、もらっていましたよね。

 藤井竜王 あはは(笑)。はい。

 森内九段 藤井さんがもらってから大ブームになりまして。

 藤井竜王 ははは(爆笑)。そんなことが。

 このエビフライのエピソード、藤井竜王がALSOK杯王将戦七番勝負を4連勝で制し、対局がなくなった第5局の予定地、佐渡を訪れた時のもの。祝賀会が行われ地元特産の大きなエビフライが贈られたことがあった。その大きさからか藤井竜王もにこやかに受け取っていたシーンが各種メディアにも取り上げられ、それが森内九段の周辺でもブームを巻き起こしたということのようだ。

 何の脈絡もなく、いきなりエビフライネタを放り込んだ森内九段と、それに驚く藤井竜王という、ABEMAトーナメントの控室でしか見られないようなやりとりにファンからも「いきなりすぎるw」「エビフライ急戦」「突然のエビフライに聡太もびっくりw」「なぜ今その話をするww」といったコメントが多く見られていた。

◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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