【MLB】エンゼルス5-6アストロズ(7月12日・日本時間13日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、トラウトと交代でセンターに入っていたハリソンがタイムリーエラーを犯してしまった。いいところがない試合展開に、本拠地エンゼルスタジアムの観客から容赦ないブーイングが起こった。
エンゼルスが1-3と2点を追いかける展開で迎えた6回、アストロズの攻撃は2アウトながら一・二塁のチャンスを迎えた。エンゼルス3番手のワンツはアストロズのアルテューベをフルカウントまで追い込んだが、アルテューベは7球目をセンターに弾き返しタイムリーヒットを放つ。さらにこの打球を、背中上部に違和感を覚え退いたトラウトの代わりに前の回からセンターの守備についていたハリソンが後逸。二塁ランナーだけでなく一塁ランナーの生還まで許してしまい、痛い失点を喫してしまった。
特に難しいプレーではなかったシーンで飛び出したまさかのエラーに、ホームのエンゼルスファンも大ブーイング。ABEMAで解説を務めた福島良一氏も「いただけません」と苦言を呈し、実況も「バックホームを焦るシーンではないですよね」と同調した。
マドン前監督をシーズン途中で解任するという荒療治に出たにもかかわらず、一向に調子が上向かないどころか下降線をたどる一方のエンゼルス。最近では勝てないばかりでなく、守備でも攻撃でも集中力を欠いたようなプレーやプロらしからぬプレーが目立ってしまっている。ABEMAのコメント欄にも「完全に負のスパイラルに入ってる」「ホームでなにやってんだ」「後逸はきつい」といった声にとどまらず、「ため息レベル」「これリトルリーグじゃないよね」「劇団エンゼルス」「まともな試合出来ないのかエンゼルスは」など辛辣なコメントが並んだ。
大谷が活躍しても負け続けるエンゼルスを揶揄する“なおエ”(「なお、エンゼルスは敗れた」の略)という言葉が流行してしまっているが、このプレーには「いつものエンゼルス」を意味すると思われる“いつエ”という書き込みも見られた。試合の中継中には、「もはや“なおエ”ではなく“もちエ”(もちろん敗れた)だ」という声も紹介されている。大谷が歴史的な活躍をしても、チームがこの調子ではもったいない。エンゼルスにはシーズン序盤のような雰囲気と勢いを取り戻してほしいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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