藤井聡太王位、20代最初の対局を白星で飾る 豊島将之九段との熱戦制しシリーズは2勝1敗に/将棋・王位戦七番勝負第3局 将棋藤井聡太,豊島将之 2022/07/21 18:23 拡大する 将棋のお〜いお茶杯王位戦七番勝負の第3局が7月21日に行われ、藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)が豊島将之九段(32)に84手で勝利した。この結果でシリーズ成績は2勝1敗。19日に20歳の誕生日を迎えた藤井王位にとって、20代最初の対局を白星で飾る結果となった。第4局は8月15、16日に佐賀県嬉野市の「和多屋別荘」で指される。【動画】藤井聡太王位、20代最初の対局を白星で飾る 絶対王者が、ハードスケジュールの疲れを見せない圧倒的な強さを示した。17日には、藤井王位にとって10代最後の対局となった棋聖戦五番勝負第4局で防衛と3連覇を達成。中2日で迎えた本局の間、19日には20歳の誕生日を迎えた。20日に始まった本局は、豊島九段の先手番で戦型は「角換わり」に。ここまでのシリーズ2局でも採用された戦型ながら、細部にわたる駆け引きを経て、解説陣から「旧・角換わり、ややクラシカルな形」と言われる進行をたどった。終局後、藤井王位は「経験の少ない形になって、序盤から難しい展開になってしまったと思いました」と話した。 続きを読む