【MLB】エンゼルス-レンジャーズ(7月31日・日本時間8月1日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席に2試合連続安打となるライト線への三塁打を放った。前日の試合では、右中間席に豪快な逆転の22号3ランを放つなど変わらぬパワーを見せつけて、最終第5打席では両リーグ10個目となる敬遠となったが、7月最終戦でもチームの主軸打者として、きっちりと結果を出した。
チームが102試合目となる中、大谷はこの試合で36試合連続でのスタメン出場。今季、完全オフは3試合しかなく代打でも2試合に出場。99試合目の出場で、うちスタメンは97試合を数える。ネヴィン監督代行からは休養を打診されることもあるが、その度に大谷は疲労や各所の張り、痛みがあるケースでも試合に出続けることを優先。トラウト、レンドンといった主力打者を相次いで故障で欠く中、チーム2位の22本塁打、チームトップの62打点などで打線を牽引している。また直近8試合ではホームランも3本放つなど、確実にペースも上がってきている状況だ。
前日のホームランの余韻を漂わせながら迎えた第1打席だが、カウント1-0から2球目のシンカーをしっかり捉えると、打球速度は105マイル(169キロ)を計測する弾丸ライナーでライト線へ。俊足を飛ばして一塁、二塁と颯爽と回り、華麗なスライディングで三塁に到達すると、まだ初回ながら地元ファンも大盛り上がりとなった。
大谷については1918年のベーブ・ルース以来となる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」が大いに注目されるところ。各種メディアが報じるトレードがなければ、次回登板は8月3日(日本時間4日)が予定されている。チームは前日までの101試合で43勝58敗、借金15とポストシーズン進出はかなり厳しい状況になってはいるが、より多く、より長く試合に出たい大谷は周囲の雑音を振り払うように、目の間の試合に集中する日々が続いている。打者としては2年連続3度目となる20本塁打をクリアし、年間30本を超えるペース。打点も2年連続での100打点達成も見える位置だ。昨季は投手として9勝止まりだったが「10勝・30本・100打点」となれば、またもメジャー史に新たな伝説として記されそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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