【MLB】エンゼルス3-1アスレチックス(8月2日・日本時間3日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、5回2死からの第3打席にレフト線への二塁打を放った。内角の難しい球に対して内側からミートし、うまくレフト線へと運ぶ当たりに対して、大谷は俊足を活かして二塁にスタンディングで到達。少しオーバーランしたところ、相手野手が「え、なんで二塁にいるの?」というように、驚きの表情でのけぞるシーンが見られた。
投手、打者どちらを取ってもメジャーの中でハイレベルな選手に数えられる大谷は、俊足でもチームに貢献している。昨季は20盗塁、今季は11盗塁をマークし、他の打者が単打で終わるところを、大きなストライドで加速していく華麗なベースランニングによって二塁打、さらには三塁打にすることも多い。
第3打席、カウント1-2と追い込まれた中、5球目は内角低めへの厳しいストレート。93.1マイル(149.8キロ)と球速はそれほどでもないが、うまく捌かなければバットを折られて内野ゴロ、という1球だった。ただ大谷は、最近よく見られる内角球に対しての巧みなバットコントロールをこの場面でも披露。やや詰まったものの、無理に引っ張ることなく内側から押し込むように振ると、打球は相手のサードの頭上を抜けていくヒットに。レフト線に向かってコロコロと転がっていった。レフトの守備位置も頭に入れていたのか、大谷は迷うことなく一塁を回って二塁に到達。スライディングをする必要もない「スタンディング・ダブル」となった。
打たれたアスレチックスの先発・アービンも、あそこに打たれては仕方がないと呆れ顔だったが、びっくり顔になったのはショートを守っていたアンドルスだ。二塁から少し離れていたところに立っていたが、そこに少しオーバーランした大谷が間近に迫ったのに気づくと「なんでいるの!?」といわんばかりにびっくり。あと少しで体がぶつかりかねないシーンでもあったが、大谷は接触に備えて両手を出すと、難を逃れた後にはにっこり笑顔。ファンからは、驚いたショートの気持ちを代弁した「足の速さ意味わからんなw」というコメントから、大谷の笑顔に対して「笑顔でて安心したわ」「にっこにこ」といった反響も寄せられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
・ドジャース(大谷翔平所属)試合日程・時間・放送予定 【2024シーズン】
・大谷翔平 成績・打席結果【2024シーズン】
・大谷翔平 ホームラン成績【2024シーズン】
・ドジャース大谷翔平 年俸推移・予想
・大谷翔平の速報・今日のニュースを見る
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性