【MLB】エンゼルス1-3アスレチックス(8月3日・日本時間4日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場し、5回2/3を投げ7安打3失点(自責2)7奪三振と粘りの投球を見せたが、味方打線の援護にも恵まれず7敗目(9勝)を喫した。1918年のベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2ケタ勝利・2ケタ本塁打」を目前して3連敗、昨季から数えて6試合も足踏みすることになったが、この日も得意のスライダーを全体の6割以上投げ込む、徹底したスライダー攻め。初回、この試合1つ目の三振を奪ったスライダーは曲がり幅も十分で、相手打者がまるで見当違いの場所を振ってしまうほどだった。
100マイル(約161キロ)前後の速球を持つ大谷だが、今季は過去のシーズンと比べても明らかにスライダーの割合が多くなっている。今回の登板では99球を投げたが、スライダーは実に61球を数え、ストレート(20球)の3倍以上。今季のトータル投球数でもストレート564球に対し、スライダーが603球と逆転した。それだけ今の大谷にとって、スライダーはまさに生命線の球種になっている。
大谷-スタッシのバッテリーは、初回からスライダー多投の配球を徹底。1回1死から迎えたラウレアーノに対しては初球、2球目とスライダーで空振りを奪うと、まるでタイミングもコースもずれていると判断してか、迷うことなく3球目もスライダー。やや引っ掛け気味ではあったが、大きく滑るように曲がるとストライクゾーンからは大きく外れたが、ラウレアーノは強振。バットにかするどころか、到底当たらないようなところを振ってしまった。
中継では、三振のシーンをスロー映像で振り返ったが、ボールとバットの先端はかなり離れており、視聴者からも「すげえ曲がる」「あそこに手が出るほど曲がってるんか」「20cmくらいバット届いてないんだが」「どんだけ違う場所振ってるんだよw」「バットとボールが離れすぎているw」と思わず笑いが漏れるほどだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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