将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメントが8月5日に行われ、羽生善治九段(51)と佐藤康光九段(52)が対局を行っている。本局は渡辺明棋王(名人、38)への挑戦者を決める本戦トーナメントで、振り駒の結果、先手は羽生九段で「横歩取り」の出だしとなった。
【動画】羽生善治九段VS佐藤康光九段 ベスト8進出を懸けた戦い
両者にとって166局目の手合わせは、羽生九段の先手番で、後手の佐藤九段が「横歩取り」を誘導した。今期横歩取りを多用する羽生九段を相手に、佐藤九段がどのような作戦を用意しているか、今後の展開に大きな注目が集まっている。
羽生九段は棋王戦で第16期(1990年度)から12連覇を達成し、永世棋王の資格を保持している。今期の本戦トーナメントでは初戦で千葉幸生七段(43)に勝利し、2回戦に進出した。佐藤九段は本局が今期初戦。前期はベスト4以上で争われる敗者復活戦に進出する大活躍を見せた。これまでの両者の対戦成績は羽生九段の110勝、佐藤九段の55勝。持ち時間は各4時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
羽生善治九段 豚しゃぶ(梅しそ)弁当
佐藤康光九段 肉豆腐山椒(糸こん)弁当、納豆
【昼食休憩時の残り持ち時間】
羽生善治九段 3時間31分(消費29分)
佐藤康光九段 2時間46分(消費1時間14分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)