女子ゴルフの今季メジャー最終戦「第46回全英女子オープン」は8月5日、スコットランドのミュアフィールド・リンクス(6659ヤード、パー71)で第2ラウンドが行われている。首位から出た渋野日向子は、前半を1バーディー、2ボギーの37で回り、通算5アンダーの単独首位を堅守して後半へ折り返した。
午前スタート組が伸び悩む中、首位から出た渋野も第1ラウンドからは一変、我慢の前半戦となった。1番ではティーショットを右のファーストカットへ運ぶと、2打目はグリーン左のラフへ。アプローチでピン右4メートルに乗せて2パットし、第2ラウンドはボギー発進とした。続く2番からはパーセーブ。6番(パー4)では3パットを叩いてこの日2つ目のボギーとした。ABEMAの中継に出演した清水重憲プロキャディーは、「前日は雨が降っていたので若干地面が柔らかかったが、今日はフェアウエーも固く、昨日よりも風が強い印象」と解説。それでも、9番(パー4)では2オン1パットでこの日初のバーディーを奪った。前半を37とし、通算5アンダーの単独首位で後半へ向かった。
日本勢では、今季の国内メジャーワールドレディスサロンパスカップ覇者で海外メジャー初挑戦の山下美夢有が5番(パー5)でイーグルを決めて急浮上。第1ラウンド4打差10位からジャンプアップして、2打差7位で後半へ折り返した。