斎藤慎太郎八段「メンバーにほめてもらいたい」 伊藤匠五段を破り三度タイに戻す/将棋・ABEMAトーナメント 将棋三浦弘行,斎藤慎太郎 2022/08/06 21:57 拡大する 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント1回戦第2試合、チーム三浦とチーム斎藤の対戦が8月6日に生放送された。チーム三浦の3勝2敗で迎えた第6局は、チーム斎藤・斎藤慎太郎八段(29)がチーム三浦・伊藤匠五段(19)に勝利。スコア3-3で三度タイに戻してみせた。【中継】本戦1回戦でチーム三浦とチーム斎藤が激突 第2局の再戦となる両者だが、すでに第6局と九番勝負もいよいよ終盤戦。ここまでの5局はすべて先手番が勝利しており、本局で先手番の斎藤八段は「本局先手の私の頑張りどころ。一番先を越されているので意地を見せたい」と意気込んだ。しかし、勝負所は伊藤五段にとっても同じ。チーム勝利へ王手をかけるか、さらには個人で初勝利を挙げることができるかとあり、敵将との対戦に向けて「自分が足を引っ張ってしまっているが、チームメンバーは良い将棋を指しているので刺激になっている。これまでの将棋は、中終盤で競り負けている感じがするので、冴えた手を指したい」と闘志を燃やしていた。 続きを読む