走る姿は“ユニコーン”そのもの 大谷翔平、球場大興奮の三塁打を生んだランニングフォームが美しい「かっこよすぎ」「走り大好き」
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【MLB】エンゼルス2-8マリナーズ(8月16日・日本時間17日/アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し4打数3安打と活躍した。第3打席では左中間を深々と破る当たりだったが相手のセンター、レフトの動きを確認すると、二塁ベースを回ったところからさらに加速。大きなストライドで三塁に向かうと、ベース数メートル手前から華麗なスライディングで、悠々と到達した。現地メディアでは、あり得ない活躍をする大谷に対して、伝説の生き物である一角獣「ユニコーン」と表現することがあるが、ダイヤモンドを疾走するユニコーンばりの姿にファンから「かっこよすぎ」「走り大好き」といったコメントが溢れた。

【映像】大谷翔平、美しいランニングフォームでの三塁打と大歓声

 メジャーでもベーブ・ルースと並び称されるほど投打二刀流の活躍で大人気となっている大谷だが、その活躍ぶりがまさに伝説級ということから、現地メディアではユニコーンという表現がしばしば使われる。ユニコーンは額の中央に一本の角が生えた馬に似た生き物で、力強く勇敢で、かつ馬よりも速い俊敏さを持つことから、投打二刀流の大谷を表現するのにぴったりだと言われている。マリナーズの先発レイには、第1打席までに4打席3三振と完璧に抑え込まれていたが、第2打席でライト前ヒットを放ち感触を掴むと、第3打席には外角低めの変化球にうまくバットを振り抜き、左中間への長打。苦手攻略に成功した。

 左中間を破る長打は、多くの場合が二塁打。外野手の送球から三塁が近いためだ。それでも大谷は俊足を飛ばして二塁まで到達すると、瞬時の判断で再加速し三塁へ。マリナーズの外野手には、大きなミスこそなかったものの、大谷はスライディングが必要なかったのではと思うくらい余裕のタイミングで三塁に到達した。

 三塁打はホームランと同等、もしくはそれ以上にスタジアムが盛り上がると言われるプレー。ホームランはバットに当たってからスタンドインまでの数秒が盛り上がりのピークだが、三塁打は打者走者が長打コースの当たりが出てから一塁、さらに二塁を蹴るというように順々に歓声が大きくなり、三塁に到達する11秒前後のところで大歓声になる。今回の三塁打でも二塁を回ったあたりからファンのテンションも急上昇し、大谷がスライディングから立ち上がり三塁に立った瞬間には、中継を見ていた視聴者からも「走ってる姿がかっこよすぎる」「大谷さんの走り大好き美しい」「恐ろしすぎだろ」と、称賛の声が集まった。
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【映像】大谷翔平、美しいランニングフォームでの三塁打と大歓声
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【映像】大谷翔平、笑顔で全力“首ぶんぶん”
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