出口若武六段、連投で2連勝!冨田誠也四段とのシーソーゲームを制しリード拡大/将棋・ABEMAトーナメント 将棋稲葉陽 2022/08/20 18:51 拡大する 将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の本戦トーナメント2回戦第2試合、チーム稲葉とエントリーチームの対戦が8月20日に生放送された。チーム稲葉の先勝で迎えた第2局。チーム稲葉からは前局に続き出口若武六段(27)が出場し、チームエントリーの冨田誠也四段(26)を破って連勝とリードを広げた。【中継】本戦2回戦でチーム稲葉とエントリーチームが激突 奨励会入りが2007年9月と同期の両者。出口六段は、同じ井上慶太九段(58)門下で兄弟子でリーダーの稲葉八段から「いいですか!?」とのやや強引な指令で連投が決まった。「体が熱くなってきた。これが良い方向に行けば」と対局前からジャケットオフで闘志をみなぎらせていた。2回戦初出場の冨田四段は「昔からよく知っている仲。手が見えている方なので強敵」と警戒心を深めていた。 続きを読む