本来、野球のグラウンド内には選手と審判、ベースコーチしかいないはずだが、MLBのある試合で珍客が訪れた。ふらりと飛来したハトだ。グラウンド内で、のんきにとことこと歩いているが、なんと試合はそのまま続行。ファンから「かまわず続行!?」「ハトスルーで草」といった反応が寄せられた。
レンジャーズの本拠地、グローブライフ・フィールドで行われた一戦。4回、マリナーズの攻撃中、三遊間付近にハトがやってきた。ドーム球場以外は屋外で行われるため、ハトが球場にやってくること自体はさほど珍しくないが、試合が行われている真っ最中に、長時間ハトが留まっているのはレアケースだ。また、選手や審判がこのハトを追い払うこともせず、特に気にする様子もないまま試合は続行。結果的にハトは“10人目の野手”として、三遊間を守ることになった。
なお、MLBでハトと言えば、2001年に剛速球投手として知られた左腕、ランディ・ジョンソンの投球が通りすがったハトに直撃してしまうという悲劇が起きたことがある。またルール上、投球が鳥に触れた場合はノーカウント、打球や送球が触れた場合は、そのままインプレーとなる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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