プロ野球選手の強烈な打球は、時にいろいろなものと衝突し、破壊してしまうことがある。電光掲示板が映らなくなったり、ファウルボールがファンの飲んでいたビールをぶちまけてしまったり。どちらもしかたないことではあるが、試合のプレーに関係する事態が起こるなれば、球場関係者も真っ青だ。ABEMAのMLB情報番組「MLBスタジアム」では、打球が球場のあちらこちらにめり込んでしまうという、非常に珍しいシーン2つを紹介、視聴者から「そんなことあるんだ」「なんでそんないろんなとこにめりこむのw」と爆笑が起きた。
【映像】フェンス、グラウンドに次々とめり込むボール(13分9秒ごろ~)
珍プレーが起きたのはマイナーリーグでのこと。1つ目は強烈な打球がレフトフェンスを直撃した。レフトもクッションボールに備えていたが、当たった瞬間、ボールが跳ね返ってこない。なんと劣化したフェンスにそのまま打球がめり込んでしまった。よく見ると、同じようにボールが当たった痕跡がいくつもついており、この球場では同じようなことが頻発していた模様だ。
もう1つのプレーはグラウンドでのこと。打者がやや泳ぎ気味になりながら振り抜くと、打球はホームベースから20センチほど手前の土の部分に。これも弾んでゴロになるかと思いきや、そのままボールはドスンと埋まってしまい、少しも動かなかった。結果はキャッチャーゴロでアウト。一瞬、打者も捕手もボールを見失いかけるほどだった。
どちらのプレーも設備、環境が整っていれば簡単には起きないことだけに、ファンからは「壁にめり込む!!」「埋まるw」と驚きと笑いの声が多数生まれていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)




