【MLB】レイズ2-1エンゼルス(8月22日・日本時間23日/セントピーターズバーグ)
エンゼルスの大谷翔平投手が12試合ぶりにベンチスタートとなった試合で、6回に今季3度目となる代打での出場を果たした。
この試合大谷は8月8日(日本時間9日)のアスレチックス戦以来となる今季7度目ベンチスタート。1点ビハインドの6回、2死一、二塁のチャンスで代打として登場したが、レイズ2番手のビークスの前に空振り三振に倒れた。この打席で大谷は今季502打席目となり、規定打席に到達した。
大谷は5月2日(同3日)、5月27日(同28日)の試合で代打出場しているが、いずれもノーヒット。これで今季の代打成績は3打数ノーヒットとなった。
試合はレイズが4回に1点を先制するも、エンゼルスは5回にこの日DHに入ったトラウトがセンターへタイムリーを放ち同点に。しかしその裏、レイズのアロザレーナにホームランが飛び出し2-1となると、そのまま試合終了。エンゼルスは3連敗となった。
大谷は前日、試合前から腹痛の症状があったものの先発登板の予定だったため強行出場。4回を投げ1本塁打を含む被安打5で3失点、今季ワーストの4四球を与えて8敗目(10勝)を喫している。ベンチスタートとなったこの試合も、完全休養とはせず代打で打席に立ち、規定打席に到達。史上初の「同一年度での規定打席到達と規定投球回数到達のダブル達成」に向け、まずは打撃での規定をクリアした。元気な姿を見せた大谷だが、疲労が蓄積していることは確実。投手としての規定投球回数に到達するには、ここからシーズン終了まで中5日という登板間隔で投げ続けなければならないというハードな日程となっている。万全ではない体調の中、打撃成績も含め大谷がどこまで数字を残すのか。大谷の二刀流挑戦は続く。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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