藤井聡太王位VS豊島将之九段 対局再開 封じ手は意表の銀打ち/将棋・王位戦七番勝負第4局
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 将棋藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖、20)に豊島将之九段(32)が挑戦する、お〜いお茶杯王位戦七番勝負は8月25日、徳島市の「渭水苑」で第4局の対局を再開した。豊島九段が1日目に封じた56手目は、歩の前に銀を打ち込む意表の一手。このあと、どのような構想を描いているかに大きな注目が集まっている。

【動画】立会人の木村一基九段に封じ手を託す豊島将之九段

 対局2日目の朝は、8時48分頃に豊島九段が先に入室。程無くして藤井王位も対局室に姿を見せた。

 2勝1敗でリードする藤井王位の先手番で始まった第4局は、これまでの3局と同じ「角換わり腰掛け銀」に。じっくりとした戦いへと進行した。先手は銀を繰り出し後手の攻めを催促。繊細な展開とあり、互いに時間を使って慎重に読みを進めていた。藤井王位は中住まいから4筋に玉を玉を上がる一手に、ABEMAの中継に出演した深浦康市九段(50)は「怖い。大胆な一手」とコメント。対する豊島九段も大駒を手放す決断の自角を打ち込むなど、難解な進行をたどっている。

 豊島九段が31分の考慮で封じた56手目は、相手の歩の前に銀を打ち込む一手。中継で解説を務める西田拓也五段(31)は「頭にあったのでしょうか。相当意表の一手だったと思います」と驚いた表情を見せていた。

 持ち時間は各8時間。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】立会人の木村一基九段に封じ手を託す豊島将之九段
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【中継】お~いお茶杯第63期王位戦七番勝負 第四局2日目 藤井聡太王位 対 豊島将之九段
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