「お前さんピッチャーやぞw」大谷翔平、先制点を呼び込む“激走”に視聴者驚嘆チャレンジ成功でニッコリ笑顔も

【MLB】ブルージェイズ0－2エンゼルス（8月27日・日本時間28日／トロント）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。今季11勝目となる白星を挙げ、チームの連勝に貢献した。9試合ぶり28号を期待され、0-0で迎えた大谷6回の第3打席。結果は投ゴロだったものの、一塁へ激走。チャレンジの末にダブルプレーを阻止し、塁上でニッコリ笑顔を浮かべた大谷だが、投手とは思えない全力疾走に対して、視聴者からは「お前さんピッチャーやぞw」など驚きの声が殺到した。

【映像】「ね、セーフでしょ？」と笑顔の大谷翔平

　6回、先頭のフレッチャーがレフト前にヒットを放ち出塁。続く2番のトラウトが四球で走者一・二塁へチャンス拡大した場面で大谷に第3打席が回った。大谷はブルージェイズ先発・マノアの8球目、95マイル（153キロ）の高速シンカーにくらいつくと、これがマノアの前に転がるゴロとなった。マノアはまず二塁へ送球しこれはアウト、一塁へ激走する大谷への送球もアウトの判定で、ゲッツーが成立と思われたが、大谷は自信満々のセーフのリアクションで一塁を駆け抜け、塁上へ戻った。

　ネヴィン監督代行はチャレンジを要求。この試合を解説していたマック鈴木氏もリプレー映像を見るや「セーフですね！」と断言した。ほどなくセーフに判定が覆ると、大谷は一塁ベースコーチに向かって「ね、セーフでしょ」といったようにニッコリ笑顔。ABEMAの視聴者からもこの判定には「セーフ」の声が多数寄せられたほか、たとえ先発投手として出場していても、走塁に決して手を抜かない大谷のエネルギッシュな姿に「お前さんピッチャーやぞw」と驚く声も。

　この回はその後、レンヒーフォがレフト前にタイムリーを放ち、フレッチャーが生還してエンゼルスは1点を先制。結果的に大谷の激走、全力プレーが自らの今季11勝目を呼び込む貴重な先制点に繋がった。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）