【MLB】エンゼルス-タイガース(9月5日・日本時間9月6日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、第2打席で出場3試合ぶりとなる31号2ランを放った。
9月3日(日本時間4日)のアストロズ戦で勝ち星こそつかなかったものの8回111球1失点の好投を見せ、メジャー史上初となる「投打ダブルでの規定到達」にまた一歩前進した大谷。翌4日(同5日)は今季5度目の完全休養となり、この日2試合ぶりにスタメン復帰を果たすと、第1打席でタイガース先発アレクサンダーからツーベースを放つ。そして第2打席で3試合ぶりとなる31号2ランを放った。
今季これが130試合目の出場となる大谷は、ここまで打率.268、30本塁打82打点と打撃3部門でチームトップの数字を残している。この日の1発で31本となり、ア・リーグの本塁打ランキングでアストロズのアルバレスに並ぶ2位タイに浮上した。今日もホームランを放った1位のジャッジは54本と飛び抜けているが、そのジャッジに次ぐ成績ということになれば、MVP争いもいよいよ混沌としてくる。
昨年打率.202、5本塁打と調子を落とした8月に、今年は打率.317、8本塁打といずれも月間で今季最高の結果を残した。二刀流でフルシーズンを戦うのも2年目となり、疲労の蓄積は避けられないシーズン終盤の調整方法にも手応えを感じているだろうか。前人未到の「投打ダブルでの規定到達」に加え、打撃成績でもトップクラスの数字となれば、2年連続MVPの偉業も見えてくるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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