【MLB】アストロズ4－3エンゼルス（9月9日・日本時間10日／ヒューストン）
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打だった。期待された34号ホームランは出なかったものの、第2打席にはあと少しでホームランというフェンス直撃の二塁打を放つなど好調をキープ。チームはトラウトの5試合連続となる33号2ランが飛び出したが、終盤に逆転を許して競り負けた。大谷は明日の試合に今季24度目の先発登板が予定され、自己最多を更新する12勝目をかけたマウンドに上がる。
【映像】大谷翔平、ホームランまであと少しだったフェンス直撃の一打
前日までの9試合で6本塁打と、完全にホームラン量産モードに入っていた大谷は第1打席に空振り三振に倒れたが、続く第2打席は外角から甘く入ってきたカーブを素直にレフトに弾き返すと、打球はぐんぐんと伸びてフェンス直撃。フェンスの最上部に当たったことで、現地のファンもホームランだったかと一時騒然するような当たりにだった。第3打席と第4打席は詰まった当たりのセカンドゴロ。それでもしっかりと捉えればいつでもホームランが出ることを予感させる4打席だった。
チームはア・リーグ西地区の首位を快走するアストロズに対して、終盤にリリーフ陣がつかまり逆転負け。ただ、大谷とコンビを組む主砲トラウトには5試合連続となる33号が出ている。明日、12勝目を狙って先発マウンドに上がる大谷にとっては、これ以上なく心強い味方だ。
大谷は前回登板で8回6安打1失点5奪三振と好投。今季最多の111球を投げたが勝敗はつかなかった。期待されるシーズン規定投球回「162」には、あと26回と迫っており、勝敗と同時にどこまで長いイニングを投げるかも注目だ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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