【MLB】アストロズ4-3エンゼルス(9月9日・日本時間10日/ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、6回に2番を打つトラウトがレフトへ5試合連続となる先制の33号2ランを放った。飛距離は約131メートルまで伸びた当たりは、打った瞬間ホームランと誰もが確信するような衝撃度。来年行われるWBCではアメリカ代表の主将を務めることが決まっているトラウトに対して「さすがキャプテン・アメリカ!」「打球えぐい」と様々な声が飛んだ。
【映像】トラウト、打った瞬間「入った」とわかる131メートル弾
MVP3度獲得は伊達じゃない。得意とする低めではなく、外角高めに入ってきたシンカーだったが、絶好調トラウトの前には絶好球だった。コンパクトに振り抜いた打球は25度という理想的な角度で飛び出すと、打球速度も110.7マイル(178.2キロ)を計測。レフトフェンスのはるか上、飛距離429フィート(130.8メートル)という特大弾となった。
トラウトは、背中の張りや脇腹の痛みで長期離脱し、この試合が今期98試合目の出場だが、大谷に並ぶ33号。大谷は133試合目の出場で、試合数ではトラウトの方が35試合も少ない。仮にトラウトがけがなく、162試合にフル出場したとすると、年間ペースは54.6本で打っていたことになる。
今季のエンゼルスは既にポストシーズンを戦うことはなく、シーズン中に身売りの話まで飛び出すほど。大谷の移籍に関する話題も再燃する中、トラウトが無事に年間通して出場し、「トラウタニ」コンビが機能すれば、大谷が求める長くシーズンを戦う、さらにはポストシーズン進出も近くなるはずだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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