レジェンド羽生善治九段VS竜王挑戦者の広瀬章人八段 ベスト4進出はどっちだ 対局開始/将棋・棋王戦挑決T
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 将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント4回戦が9月14日に行われ、羽生善治九段(51)と広瀬章人八段(35)が午前10時から対局を開始した。本局の勝者はベスト4に進出する。

【中継】ベスト4進出をかけた戦い 羽生九段VS広瀬八段

 羽生九段は1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:33期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の通算99期を数え、7タイトル時代に全てを保持する七冠独占、永世称号の規定がある7タイトルで全て資格を得る永世七冠を達成している。棋戦優勝45回も歴代最多で、今年度には史上初の通算1500勝も達成した将棋界のスーパーレジェンド。棋王はこれまでに13期獲得。今期の本戦では2回戦で千葉幸生七段(43)、3回戦では佐藤康光九段(52)に勝利した。

 広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:3期)、順位戦A級(A級:9期)。タイトルは竜王1期、王位1期。棋戦優勝は新人王戦で1回。元々は振り飛車を多用していたが、その後転向し居飛車党のトッププレーヤーとして各棋戦でも上位の常連に名を連ねる。10月に開幕する竜王戦七番勝負の挑戦権を獲得。本棋戦でも2018年度以来4期ぶりの挑戦、初奪取を目指す。今期の本戦では2回戦で出口若武六段(27)、3回戦で菅井竜也八段(30)を破った。

 棋王戦の挑決トーナメントはベスト4以上で2敗失格システムを採用しており、敗れた場合は敗者復活戦に回る。勝者組の優勝者は、挑戦者決定二番勝負で1勝すれば挑戦権獲得。敗者復活戦の優勝者は2連勝が必要になる。現在のタイトル保持者は渡辺明棋王(名人、38)。

 本局の持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は広瀬八段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより) 

【中継】第48期 棋王戦コナミグループ杯 挑戦者決定T 羽生善治九段 対 広瀬章人八段
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