将棋の棋王戦コナミグループ杯挑戦者決定トーナメント4回戦が9月14日に行われ、羽生善治九段(51)と広瀬章人八段(35)が対局を行っている。ABEMAの中継には、羽生九段の十年来の研究仲間でもある長岡裕也六段(37)が出演。解説の合間には、初めて羽生九段と研究会を開いた時のほっこりエピソードを明かした。
【動画】長岡六段が明かす羽生九段の“オヤジギャグ”エピソード
2009年から羽生九段と研究会を行っている長岡六段。少年時代には八王子将棋クラブで腕を磨いたという同じ経歴を持つ両者だが、プロ入り4年目の年を迎える長岡六段に謎の電話番号から着信があり、その相手が将棋界の頂点に君臨する羽生九段で震えあがったというのは有名なエピソードだ。
「気付けば10年以上教わっています。1日2局指して、というのはずっと変わらないスタイルです」
長岡六段にとって、最も印象に残っているのは「人生で一番緊張した」という初めての研究会一局目での出来事。「とにかく緊張してしまって。そうしたら感想戦の最中に、羽生先生が『銀がトリニータ』と。ダジャレを言われたのはその1回だけなので、相当気を使っていただいたんだと思います。でも、ダジャレを言われても笑えないくらいの緊張感でした(笑い)」。
羽生九段の優しさが垣間見れるエピソードに、視聴者からは「貴重な話ですね!」「え!羽生九段がオヤジギャグを!」「羽生さん優しい~」「その1回だけ!」「羽生先生との研究会とは贅沢」「対局じゃなくて研究会が人生一の緊張というw」と多数のコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)