実績十分のベテランが、全てをゼロにしてMリーグの舞台に帰ってくる。昨期、個人では32人中最下位、チームも断トツの最下位と、これ以上ないどん底を見たのが、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)だ。Mリーグで積み上げたもの全てを失ったような惨敗で落ち込みもしたが、開幕を前に全て吹っ切れたのか、所属団体のリーグ戦を中心に活躍。“闘神”復活の雰囲気を漂わせている。「チームも個人も崖っぷち」と自らを追い込みつつ、麻雀が楽しいとも語る瀬戸熊は、今期どんな迫力ある麻雀を展開するのか。