大谷翔平、13勝目かけて先発登板 初回無失点2奪三振に163キロも 前回は右手マメで緊急降板も影響なし
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【MLB】エンゼルス-マリナーズ(9月17日・日本時間18日/アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、今季25試合目の先発マウンドに上がった。大谷の前日までの成績は12勝8敗、防御率2.55とチームのエースとして奮闘。メジャー自己最多を更新する13勝目を目指しての初回は無安打無失点2奪三振、最速は101.1マイル(162.7キロ)と上々のスタートを切った。

【中継】大谷翔平は「3番・投手」で先発出場

 投手としてはメジャーで最高のシーズンを送っている大谷は、前日までに141回を投げ12勝8敗。188個の三振を奪い、NPB時代の2015年に記録した自己記録196個にあと8個と迫っている。この試合を含めて4試合に登板見込みで、自身初となる200奪三振の大台到達もほぼ確実という状況になっている。

 前回9月10日(日本時間11日)の登板では強豪アストロズ打線に対して5回で6安打を浴びたものの得意のスライダー、新球のツーシームを使いこなし1失点7奪三振と好投。球速ではメジャーで自己最速を更新する101.4マイル(163.2キロ)を計測するなど、状態のよさを見せていた。ただ6回の投球練習中に、右手中指のマメがつぶれたとして降板。味方の援護により12勝目を手にしたが、中6日の登板間隔で右手の状態が問題ないかが、最大の注目ポイントだ。

 シーズン規定投球回「162」に近づいている大谷は、4試合で毎試合6回のペースで投げられれば到達する。「規定打席&規定投球回」のダブル達成という、メジャー史上初の偉業達成も近づいている。シーズン通して“エース兼主砲”として働き続けた証を、メジャーの歴史に刻むことができるか。
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【中継】大谷翔平は「3番・投手」で先発出場
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