笑顔の裏には、虎視眈々と個人二冠、そしてチーム2度目の優勝に照準を定めていた。赤坂ドリブンズは昨期、レギュラーシーズン7位で敗退。今季はファイナルシリーズに残らなければ、チーム構成を変更しなくてはいけない。そんな土俵際でも、鈴木たろう(最高位戦)の笑顔は変わらない。今期の目標に、昨年同様に4着回避率1位を挙げつつ「ネタですよ」とニヤリ。ただ、4着回避率のタイトルを獲得した時は、同時に個人スコアトップ、つまりMVPに輝いているはずと自信をのぞかせた。