【MLB】レンジャーズ7-2エンゼルス(9月21日・日本時間22日/アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、4打数2安打と7試合連続安打・2試合ぶりのマルチ安打を記録した。9回の第4打席では、9試合ぶりとなる35号ホームランが期待されたところだが、レンジャーズの4番手リクラクの前に見逃し三振。外角のボールゾーンからストライクゾーンに入ってくる「バックドア」に、球審もノリノリでこの日一番の大きなアクションでストライクをコールする一幕があった。
状況は5点差を追う9回無死一塁。敗色濃厚の中、大谷ファン、エンゼルスファンからすれば、大谷のホームランで一矢報いてほしいという場面だった。レンジャーズの4番手リクラクは100マイル近いストレートにチェンジアップ、スライダーが持ち味の投手。点差はあったが、大谷に対しては外角中心の配球で、4球目までにカウント1-2と追い込んでいた。
大谷も外角への意識を強めていたところだが、リクラクが選択したのは、ボールからストライクになるスライダー。ベース付近で鋭くキュッと曲がりストライクゾーンぎりぎりをかすめると、大谷もこれはお手上げとばかりに見送り。切れ味とコントロールが噛み合った、まさに絶品の一球で見逃し三振となった。
見逃し三振は、球審にとっても見せ場の一つ。メジャー屈指の強打者かつ人気者の大谷に対して、ナイスボールを投げきったとなれば、コールする右手にも力が入るというものだ。ミットに収まった瞬間、球審は三塁側に向かって拳を突き出し、ややサイドスロー気味のモーションから「ストライク」のコール。中継映像でも、ばっちりと大写しになっていた。なおファンからは、三振に倒れた大谷よりもリクラクの投球を称える声が多く「これは打てない」「めっちゃいい球」「完璧なバックドア」と賛辞が並んでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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