【MLB】ツインズ2-4エンゼルス(9月23日・日本時間24日/ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、5回0/3を投げ3安打2失点7奪三振(7四死球)の熱投で、14勝目を挙げた。気温12度と低く、時折強い雨も降る中で制球に苦しんだものの、徐々にボールを操り出し、道中には5者連続三振の快投。日本人選手としては4人目となるシーズン200奪三振もクリアした。ABEMAの中継でゲスト解説を務めた古田敦也氏は「ベーブ(ルース)と比較するのって、日本人だとどんな感覚なんですかね。僕らで言うと100年前の偉人の世界」と語り、さらには「比べられないものを比べざるを得ない」と、100年以上前の大記録に肩を並べる大谷の快挙を称えた。
現役時代は、野村克也監督の愛弟子として、強肩かつ緻密なリードによる名捕手、さらに高い打率を残す好打者として活躍した古田氏は、引退後は選手兼監督、さらに専任監督も務めた。ユニフォームを脱いでからも各種番組に出演し、分析と経験を活かした的確な解説が好評だ。
投打二刀流として大活躍中の大谷は今季、1918年のベーブ・ルース以来となる104年ぶりの2ケタ勝利・2ケタ本塁打をマーク。さらにこの年、ルースは13勝・11本塁打だったが、大谷は14勝・34本塁打と、どちらの数字でも「野球の神様」を超える二刀流となっている。さらに今季は規定打席、規定投球回という投打の「規定数」をクリアしようかという勢い。まさに球史に残る伝説の選手になりつつある。
数々の偉業について古田氏は「本当にすごいことをやっている。これだけ見ていて歴史を作っているのは重々承知です。やっていた人間からすると改めて驚きの数字」と称えると、100年以上前から活躍した伝説の野球選手、ベーブ・ルースと比較されることが多いことに「幕末の志士とか、坂本龍馬とどっちが上と言われてもよくわからないじゃないですか。明治維新だって150年ぐらい前の話だし。ベーブ・ルースと比べるのも、それに近い感覚です」と笑った。
大谷を幕末に活躍した人々に例えた古田氏のコメントは、ファンにとっても好評だったようで「坂本龍馬と比べてるみたいなもんだなw」「教科書にのるかも」「大谷は伝記になるよ」と共感していた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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