前頭三枚目・玉鷲(片男波)が、前頭四枚目・高安(田子ノ浦)との直接対決を制し、平成31年の初場所以来、2度目の優勝を決めた。37歳10ヶ月の優勝は、年6場所制が定着した昭和33年以降で最年長となった。
秋場所の優勝争いは、十四日目を終えて、2敗でトップに立つ幕内最年長の玉鷲と、3敗で追う高安の2人に絞られていた。過去の対戦では玉鷲が15勝、高安が16勝とほぼ互角。立ち合い、バチンとぶつかった両者だったが、玉鷲は左右の突き押しを連発し、高安を押し出しで下した。優勝が決まった瞬間、国技館は大きく沸いた。
ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「立ち合い両者はあたっていましたけど、玉鷲は次のおっつけが良かったですね。あれで高安の上体が完全に浮きました。あれでは相撲を取れないです。玉鷲を褒めるべきですね」と勝った玉鷲の取組を称賛した。
九日目には歴代3位となる初土俵からの連続出場1457回を記録。まさに“鉄人”玉鷲の優勝にコメント欄も「これは恐れ入った、玉鷲おめでとう」「こんな37歳いないよ」「圧倒的な内容、玉鷲おめでとう!!」「すげーよ、最年長記録とかどうかしてる」など大いに盛り上がりを見せていた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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