TVアニメ『チェンソーマン』は、『進撃の巨人 The Final Season』や『呪術廻戦』などを手掛けたアニメーションスタジオ「MAPPA」の制作で、2022年10月から秋アニメとして放送されました。
藤本タツキ(ふじもと タツキ)氏の同名漫画が原作で、原作コミックスのシリーズ累計発行部数は2800万部を突破しています。漫画『チェンソーマン』は2018年12月から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されて、第一部の公安編が2020年12月に完結。2022年7月からは無料Webマンガ配信サービス「少年ジャンプ+」で第二部が連載中です。
この記事ではテレビアニメ『チェンソーマン』のエンディングテーマやオープニングテーマなどの主題歌情報や歌手の情報、劇中で使用された挿入歌などのアニメソング(アニソン)情報をまとめています。
目次
- アニメ『チェンソーマン』とは?
- アニメ『チェンソーマン』OP主題歌「KICK BACK」
- アニメ『チェンソーマン』OP主題歌の歌手・米津玄師さんとは?
- アニメ『チェンソーマン』ED主題歌は週替わり!
- 第1話ED主題歌・Vaundy「CHAINSAW BLOOD」
- 第2話ED主題歌・ずっと真夜中でいいのに。「残機」
- 第3話ED主題歌&挿入歌・マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」
- 第4話ED主題歌・TOOBOE「錠剤」
- 第5話ED主題歌・syudou「インザバックルーム」
- 第6話ED主題歌・Kanaria「大脳的なランデブー」
- 第7話ED主題歌・ano「ちゅ、多様性。」
- 第8話ED主題歌・TK from 凛として時雨「first death」
- 第9話ED主題歌・Aimer「Deep down」
- 第10話ED主題歌・PEOPLE 1「DOGLAND」
- 第11話ED主題歌・女王蜂「バイオレンス」
- 第12話ED主題歌・Eve「ファイトソング」
- アニメ『チェンソーマン』主題歌・挿入歌情報のまとめ
アニメ『チェンソーマン』とは?
親が遺した借金返済のために貧乏な生活を送る主人公のデンジは、チェンソーの悪魔のポチタと共に悪魔を狩る「デビルハンター」として生活していました。仕事の依頼主からの裏切りにあったデンジは殺されてしまいますが、その身に悪魔を宿した「チェンソーマン」として蘇り悪魔を狩る物語です。
藤本タツキ氏による原作漫画『チェンソーマン』は、「このマンガがすごい!2021」のオトコ編で第1位を獲得。さらに翌年の「このマンガがすごい!2022」では、藤本氏の別漫画『ルックバック』がオトコ編で第1位を獲得して、藤本氏の作品が2年連続で第1位に選出されています。
アニメ『チェンソーマン』には、楠木ともり(くすのき ともり)さんやファイルーズあいさん、津田健次郎(つだ けんじろう)さんといった人気声優がキャスティングされています。さらに『チェンソーマン』と同じく、「少年ジャンプ+」で連載されている『SPY×FAMILY』も2022年10月から第2クールが放送されていたため、ネット上では「2022年秋アニメが大豊作すぎる」と話題になっていました。
アニメ『チェンソーマン』OP主題歌「KICK BACK」
アニメ『チェンソーマン』のオープニング主題歌は、米津玄師(よねづ けんし)さんの楽曲「KICK BACK」(読み:キックバック)です。「KICK BACK」 は、米津玄師さん自身が作詞作曲をしていますが、共同編曲として4人組のバンド・King Gnuのギター&ボーカルの常田大希(つねた だいき)さんが参加しています。
「KICK BACK」では、モーニング娘。の楽曲「そうだ!We’re ALIVE」(通称:ウィアラ)のフレーズの一部が使用されていることを明かしています。使用されているフレーズは「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR」の部分です。
「そうだ!We’re ALIVE」を作曲したつんく♂さんは「KICK BACK」を聴いて、「才能の塊というのは本当に恐ろしい。彼の頭の中にあった一欠片のひらめきはいつの間にか、強力なメッセージとなり、美しい旋律と共に僕の耳の中に入ってきた。『作品ってこういうことだよなぁ』」とコメントしています。
2023年10月26日、「KICK BACK」がアメリカレコード協会(RIAA)よりゴールド認定されたことが報じられました。日本語詞の曲が認定されるのは史上初とのことです。
アニメ『チェンソーマン』OP主題歌の歌手・米津玄師さんとは?
米津玄師さんは元々は「ハチ」という名義で、初音ミクなどのボーカロイドを使用した楽曲投稿を行なうボカロPとして活動していました。2009年からボカロ楽曲の投稿を開始し、「マトリョシカ」「パンダヒーロー」などの楽曲は人気のボカロ曲となり、様々な歌い手にカバーされています。
2012年に米津玄師名義でソロデビューし、米津さん自身が歌うようになります。2018年にドラマ『アンナチュラル』の主題歌「Lemon」が大ヒットし、YouTubeで7億7000万回再生を超えています(2022年11月時点)。その後もゲーム『FORTNITE』内でバーチャルライブを行ったり、ユニクロとのコラボTシャツが全世界で販売されるなどして話題を集めています。
『チェンソーマン』以外のアニメタイアップ楽曲としては、『3月のライオン』のエンディング主題歌「orion」、映画『海獣の子供』の主題歌「海の幽霊」、『僕のヒーローアカデミア』第2期1クールオープニング主題歌「ピースサイン」があります。2022年には特撮映画『シン・ウルトラマン』の主題歌「M八七」を歌唱しています。
米津さんは『チェンソーマン』のオープニング主題歌を担当することについて「とにかく原作が好きだったので光栄です」とコメントし、楽曲の「KICK BACK」について「作品がそもそも持ってる力がものすごいので、似つかわしい音を探していく作業は非常に難しいものがありましたが、粛々と一つ一つ積み上げた結果この曲が出来上がりました」と綴っています。
アニメ『チェンソーマン』ED主題歌は週替わり!
アニメ『チェンソーマン』は全12話だと発表されています。そして、エンディング楽曲は週替わりで毎回違うアーティストが担当し、エンディング映像も異なることが告知されているため、アニメ『チェンソーマン』のエンディング曲は全部で12曲あることが分かっています。どのアーティストが何話のエンディングを担当するのかは、アニメのオンエアでの発表になります。
アニメ作品では過去に『化物語』や『からかい上手の高木さん』など、エンディング曲を出演声優が歌うキャラクターソング(キャラソン)の場合、数話ごとにエンディングが変更になる例がありました。しかし、1話ごとに別々のアーティストが主題歌を担当してそれぞれ違うエンディング映像というのは、異例だと言えます。
第1話ED主題歌・Vaundy「CHAINSAW BLOOD」
アニメ『チェンソーマン』の第1話エンディングテーマは、Vaundy(バウンディ)さんの楽曲「CHAINSAW BLOOD」(読み:チェーンソーブラッド)です。
Vaundyさんは、作詞・作曲・アレンジだけでなく、デザインや映像のディレクションなどもこなすマルチアーティストです。2019年春頃からYoutubeに楽曲投稿を開始すると、「東京フラッシュ」「不可幸力」などの楽曲がSNSで話題になりました。
Vaundyさんの楽曲は、サブスクリプションサービスでトータル再生数が8億回を突破するなど、サブスク令和時代の象徴的な存在として注目を集めています。他のアーティストへの楽曲提供も行っていて、菅田将暉(すだ まさき)さんの「惑う糸」や、映画『ONE PIECE FILM RED』の劇中歌であるAdoさんの「逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」の作詞作曲を手掛けています。
『チェンソーマン』以外にVaundyさんが担当したアニメタイアップ曲として、『王様ランキング』の第2クールオープニング主題歌「裸の勇者」があります。Vaundyさんは『チェンソーマン』のエンディング主題歌「CHAINSAW BLOOD」を作る際、何度も原作を読み返したそうで、「アニメを全話観終わってからもう一度この曲を聴き返した時にも、面白い、と思ってもらえるような曲になってると思います」とコメントしています。
2022年11月16日、Vaundyさんが第73回NHK紅白歌合戦(2022年12月31日放送)に出場することが発表されました。Vaundyさんの紅白出場は今回が初です。
初出場に際しVaundyさんは、「紅白という特別な緊張感の中で、まずは僕が誰よりも楽しんで、最高なステージをお見せしたいです」と意気込みを伝えています。
12月22日、出場歌手の曲目が発表され、白組で「怪獣の花唄」を、紅組でAimerさん、miletさん、幾田りらさんと共に「おもかげ」を歌唱されます。「おもかげ」ははTHE FIRST TAKEでのコラボから生まれたVaundyさんのプロデュース楽曲です。
第2話ED主題歌・ずっと真夜中でいいのに。「残機」
アニメ『チェンソーマン』の第2話エンディングテーマは、ずっと真夜中でいいのに。の楽曲「残機」(ざんき)です。
ずっと真夜中でいいのに。は、ボーカルで作詞作曲を行うACAね(あかね)さんを中心とした音楽ユニットです。特定の形を持たないバンドとして、ACAねさん以外のメンバーは固定せずに、流動的なバンドメンバー構成で楽曲の世界観を作っています。略称は「ずとまよ」や「ZUTOMAYO」です。
2018年6月にYouTubeに最初の楽曲「秒針を噛む」を投稿。「秒針を噛む」のMVは2022年10月現在で1億1000万再生を突破し、ずっと真夜中でいいのに。の代表の1つになっています。2022年9月には、Netflixで全世界独占配信されたアニメ映画『雨を告げる漂流団地』の主題歌「消えてしまいそうです」と、挿入歌の「夏枯れ」を担当しています。
ACAねさんは『チェンソーマン』を「感情の節目節目で助けられてきた作品」だとコメントしていて、エンディング主題歌の「残機」については「ただぶっ飛んでるようにみえても本意はどうかわからない 本当にそうかもしれない けど、撫でてもらいたい。というような曲」だと綴っています。
第3話ED主題歌&挿入歌・マキシマム ザ ホルモン「刃渡り2億センチ」
アニメ『チェンソーマン』の第3話エンディングテーマは、マキシマム ザ ホルモンの「刃渡り2億センチ」です。また「刃渡り2億センチ」は『チェンソーマン』のエンディング主題歌だけでなく、挿入歌としても使用されることが発表されています。
マキシマムザホルモンは4人組のロックバンドで、1998年に八王子で結成されました。激しいラウドロックに、ポップなメロディを融合させた音楽スタイルが特徴です。2022年6月には、11年ぶりとなる海外でのワンマンツアーを敢行しています。
マキシマム ザ ホルモンは過去にもアニメのタイアップ楽曲を発表しています。『DEATH NOTE』の後半クールのオープニング主題歌「What's up, people?!」と後期クールのエンディング主題歌「絶望ビリー」、そして『終末のワルキューレ』のオープニング主題歌「KAMIGAMI-神噛-」などのアニメソングを手掛けています。
2015年4月に公開された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』では、マキシマム ザ ホルモンが2008年に発表した楽曲「F」が挿入歌として使用されています。
第4話ED主題歌・TOOBOE「錠剤」
アニメ『チェンソーマン』の第4話エンディング主題歌は、TOOBOE(トオボエ)の楽曲「錠剤」(じょうざい)です。
「TOOBOE」は、音楽クリエイターのjohn(ジョン)さんのソロプロジェクトです。johnさんは、2019年からVOCALOID(ボーカロイド)楽曲を投稿するボカロPとして活動。2020年からはソロプロジェクト「TOOBOE」としての活動を開始し、johnさん自身が歌唱したり、他のアーティストへの楽曲提供を行っています。
2020年にシンガーのyama(ヤマ)さんに提供した楽曲「真っ白」は、ABEMAの恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい〜Kiss On The Bed〜』の主題歌になっています。2022年4月には、TOOBOEの1stシングル「心臓」が配信リリースされて、メジャーデビューを果たしました。
TOOBOEが作る作品の中には、『チェンソーマン』作者の藤本氏に影響を受けた作品も多いといい、「(『チェンソーマン』の)エンディング曲として作品に携われるとは思ってもみませんでした。とても光栄です」とコメントをしています。
第5話ED主題歌・syudou「インザバックルーム」
アニメ『チェンソーマン』第5話エンディング主題歌は、syudou(シュドウ)さんの「インザバックルーム」です。
syudouさんは、2012年から動画サイトに楽器の演奏動画を投稿したり、ボーカロイドを使った楽曲の投稿を行っていました。2020年にシンガーのAdo(アド)さんに提供した楽曲「うっせぇわ」が大ヒットし、Adoさんだけでなく作詞作曲者であるsyudouさんも注目されるようになりました。2022年3月には、ジャニーズWESTのフルアルバムに楽曲「努力賞」を提供しています。
『チェンソーマン』のエンディング主題歌「インザバックルーム」は、syudouさん自身がデンジだったらどんな楽曲を作るかと考えた結果、デンジなら感情を叫び散らすだろうと思って作った楽曲だということを明かしています。『チェンソーマン』のエンディング主題歌に起用されたことについては、Twitterで「偉大な作品に関われてめちゃくちゃ光栄です!」と綴っています。
第6話ED主題歌・Kanaria「大脳的なランデブー」
アニメ『チェンソーマン』第6話エンディング主題歌は、Kanaria(カナリア)さんの「大脳的なランデブー」です。
Kanariaさんは、2020年にデビューしたボカロP。『チェンソーマン』のエンディング主題歌「大脳的なランデブー」は、Kanariaさん自身が歌唱する初めての楽曲になります。
2020年に投稿された楽曲「KING」は、YouTubeで6300万回再生(2022年9月時点)を超えるヒット曲になり、多くの歌い手にカバーされています。Kanariaさんの新曲が投稿されるたびにTwitterでトレンド入りするなど、若者を中心に人気が広がっています。
Kanariaさんは『チェンソーマン』のエンディング主題歌に起用されたことに関して、「『チェンソーマン』は自身の中で大きな衝撃を受けた作品でEDのお話をいただいたときはとても驚きました。 唯一無二の世界観にどのような形で寄り添えるかを常に考えて音楽に取り組ませていただきました。よろしくお願いします」とコメントを寄せています。
第7話ED主題歌・ano「ちゅ、多様性。」
アニメ『チェンソーマン』第7話主題歌は、anoさんの「ちゅ、多様性。」です。「ちゅ、多様性。」についてanoさんは、「『チェンソーマン』という作品を咀嚼して、僕が担当する回にぴったりで僕なりの表現で楽曲を作りましたのでぜひ皆さんに聴いていただきたいです」と綴っています。
anoさんは、「あの」名義でバラエティ番組などに出演していて、あのちゃんの愛称で親しまれています。「ano」という名義は、あのさんが音楽活動を行う際に使用している別名義です。anoさんは、2013年にアイドルグループ「ゆるめるモ!」のメンバーとしてデビューしています。
2019年に「ゆるめるモ!」を脱退してからは、タレントや歌手、俳優など幅広い活動を行っています。2021年10月には、TV番組『水曜日のダウンタウン』の検証企画で情報バラエティ番組『ラヴィット!』に出演し、珍発言を連発したことでも話題になりました。
anoさんの『チェンソーマン』以外のアニメタイアップとしては、『TIGER & BUNNY 2』 のエンティング主題歌「AIDA」があります。
第8話ED主題歌・TK from 凛として時雨「first death」
アニメ『チェンソーマン』第8話主題歌は、TK from 凛として時雨の楽曲「first death」(読み:ファーストデス)です。
「TK from 凛として時雨」名義は、人気のスリーピースバンド・凛として時雨のギター&ボーカル担当のTK(ティーケー)さんがソロで活動する際の名義です。凛として時雨は3人とは思えないほど激しく重厚なサウンドが特徴的で、TK from 凛として時雨名義の楽曲はピアノやヴァイオリンを入れたバンドスタイルの曲や、激しさの中にも繊細さを感じさせるアコースティックな曲など幅広いスタイルの曲があります。
これまでに、凛として時雨やソロ名義で様々なアニメタイアップ楽曲を手掛けています。凛として時雨としては『PSYCHO-PASS サイコパス』や『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』で主題歌を担当し、TK from 凛として時雨名義では『東京喰種トーキョーグール』『91Days』『コードギアス 反逆のルルーシュ(15周年版)』などのアニメ作品で主題歌楽曲を歌唱しています。
『チェンソーマン』のエンディング主題歌「first death」について、TKさんは「ストーリーと作画から滲み出る血液で僕は永久完全なる臓器を作り上げることが出来ました。僕の中に宿るチェンソーを拾い集めて、すべての殺傷能力をこの作品に捧げます」とコメントしています。
第9話ED主題歌・Aimer「Deep down」
アニメ『チェンソーマン』第9話のエンディング主題歌は、Aimer(エメ)さんの「Deep down」(読み:ディープダウン)です。Aimerさんは「担当させていただく回のエピソードを中心に、作品から受けたインスピレーションを膨らませて、自分自身の想いを重ねながら創った曲です」とコメントしています。
女性シンガーのAimerさんは、2011年にアニメ『NO.6』のエンディング主題歌「六等星の夜」でメジャーデビューしました。ハスキーで甘い歌声が特徴的なAimerさんですが、15歳の頃に喉の酷使が原因で声が出なくなり、半年間声を出さずに過ごし、声が出るようになってからは、喉に負担がかからない今の歌い方になったことを明かしています。
Aimerさんは、数多くのアニメ主題歌や挿入歌を歌っていますが、その中でも『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニング主題歌「残響散歌」のMVは、YouTubeで1億2000万回以上再生される大ヒット曲になりました。
主題歌や挿入歌などでAimerさんが起用されたアニメは『BLEACH』『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』『機動戦士ガンダムUC』『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』『夏目友人帳 伍』などがあります。
2022年11月16日、Aimerさんが第73回NHK紅白歌合戦(2022年12月31日放送)に出場することが発表されました。Aimerさんの紅白出場は今回が初です。初出場に際し「心からの感謝をこめて、観てくださる方々に少しでも何かを届けられるように、今のわたしの全てで歌います」と意気込みを伝えています。
Aimerさんの紅白出場に際しTwitter上で、歌ってほしい曲について「残響散歌」のほか、アニメ『機動戦士ガンダムUC』episode 6主題歌の「RE:I AM」や、同episode 7主題歌「StarRingChild」の名前が上がり、トレンド入りしていました。
12月22日、出場歌手の曲目が発表され、Aimerさんは「残響散歌」を歌唱されることがわかりました。
第10話ED主題歌・PEOPLE 1「DOGLAND」
アニメ『チェンソーマン』第10話エンディング主題歌は、PEOPLE 1(ピープルワン)の楽曲「DOGLAND」(読み:ドッグランド)です。
PEOPLE1は、東京を拠点に活動する3ピースバンドです。元々は大学のサークルのメンバーだった3人が、卒業後に集まって結成されました。文学的な楽曲と独特な世界観を表現したMVがネット上で話題を集めています。
2022年5月に西森博之(にしもり ひろゆき)氏の漫画『カナカナ』がNHKでドラマ化され、同作の主題歌にPEOPLE1の楽曲「YOUNG TOWN」が起用されました。
『チェンソーマン』のエンディング主題歌「DOGLAND」について、「チェンソーマンの強い世界観に負けないような、最高にクールで強引な感じの曲になったかなと思っておりますので、皆様お楽しみに」とコメントしています。
第11話ED主題歌・女王蜂「バイオレンス」
アニメ『チェンソーマン』第11話のエンディング主題歌は、女王蜂の「バイオレンス」です。
女王蜂は2009年に結成した4人組のロックバンドです。妖艶で独特な楽曲に加えて、ボーカルを務めるアヴちゃんさんの広い音域と表現力で人気を獲得しています。2011年にメジャーデビューし、同年にアルバム曲としてリリースした「デスコ」が映画『モテキ』のメインテーマ曲に抜擢されて注目を集めました。2021年の2月には2daysでバンド初の日本武道館単独公演を開催しています。
2020年にアーティストの一発撮りパフォーマンスを投稿しているYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に出演し、日本国内だけでなく海外からも高い評価を得ました。2022年5月に公開されたミュージカルアニメ映画『犬王』では、女王蜂のボーカルであるアヴちゃんさんが主役の犬王の声優を担当しています。
これまでに女王蜂が担当したアニメタイアップ楽曲として『東京喰種:re』のエンディング主題歌「HALF」と、『どろろ』のオープニング主題歌「火炎」があり、『チェンソーマン』と同じく2022年10月に放送開始のアニメ『後宮の烏』でオープニング主題歌「MYSTERIOUS」を歌唱するため、女王蜂が1クールで2作品のアニメ主題歌を担当することになります。
第12話ED主題歌・Eve「ファイトソング」
アニメ『チェンソーマン』第12話エンディング主題歌は、Eve(イブ)さんの楽曲「ファイトソング」です。Eveさんは「ファイトソング」について「僕の思う『チェンソーマン』を書きました、とっておきです」とコメントしています。
Eveさんは、2019年にメジャーデビューを果たしたシンガーソングライターです。デビュー以前には、ボカロPや歌い手として活動していました。2022年8月には初の日本武道館でのワンマンライブを開催しています。
Eveさんの楽曲「約束」から生まれた物語がラジオドラマとしてニッポン放送で4週に渡ってオンエアされたり、YouTubeで6600万超の再生数を誇る楽曲「いのちの食べ方」が小説化されるなど、メディアミックスされた楽曲も存在します。
2020年にアニメ『呪術廻戦』のオープニング主題歌「廻廻奇譚」で一躍知名度をあげ、その後も『ジョゼと虎と魚たち』や『バブル』などのアニメ映画の主題歌を担当しています。
アニメ『チェンソーマン』主題歌・挿入歌情報のまとめ
アニメ『チェンソーマン』のOPテーマは、米津玄師さんの楽曲「KICK BACK」です。「KICK BACK」 は、King Gnuの常田大希さんが共同編曲として参加しています。米津さんは『チェンソーマン』のOPテーマを担当することについて「とにかく原作が好きだったので光栄です」とコメントしています。
『チェンソーマン』のEDテーマは、各話ごとに別々のアーティストが担当。どのアーティストが何話のEDテーマを担当するのかは、アニメのオンエアで判明しました。マキシマム ザ ホルモン、anoさん、Eveさん、Aimerさん、Kanariaさん、syudouさん、女王蜂、ずっと真夜中でいいのに。、TK from 凛として時雨、TOOBOE、Vaundyさん、PEOPLE 1といった豪華12組のアーティストがEDテーマに起用されています。
EDテーマの1つであるマキシマム ザ ホルモンの楽曲「刃渡り2億センチ」に関しては、EDテーマだけでなく挿入歌としても使用されています。
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA
アニメ『チェンソーマン』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 犬とチェンソー | 忖度なしのMAPPAの全力 |
2 | 東京到着 | エッチ確認! |
3 | ニャーコの行方 | 魔人との契約(揉み) |
4 | 救出 | 夢バトルしようぜ! |
5 | 銃の悪魔 | エロいよ!!マキマさん |
6 | デンジを殺せ | コベニが大暴れ!! |
7 | キスの味 | そこはモザイクかかるのか… |
8 | 銃声 | 襲撃前のBGMが美しい… |
9 | 京都より | コベニ無双!! |
10 | もっとボロボロ | 超インテリ作戦、開始! |
11 | 作戦開始 | 未来最高!!未来最高!! |
12 | 日本刀VSチェンソー | 綺麗な劇伴に汚い絶叫 |
・無料でみられる「チェンソーマン」エピソード・見逃し配信一覧
■アニメ『チェンソーマン』を配信中の主な動画配信サービス(2023年2月22日時点)
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