【MLB】アスレチックス2-1エンゼルス(10月4日・日本時間5日/オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場した試合で、今季限りでの現役引退を表明しているカート・スズキがスタメンマスクを被った。捕手として最後の1球をキャッチャーミットに収めると、大谷らチームメートと次々に抱き合う姿が話題となった。
1回の守りに登場したカート・スズキが、バッテリーを組む先発ロレンゼンの1球目をキャッチャーミットに収めると、タイムがかかりスズキはロレンゼンの元に駆け寄った。バッテリーが笑顔で握手を交わすと、ナインも続々とマウンドに集まり、最後のプレーを終えたスズキと抱き合ってこれまでの現役生活を労う。この様子にABEMAの実況も「1球だけの出場ということですね。打席も含めもう少し見ていたかった」と残念そうに伝えた。
スタジアムのスタンディングオベーションに笑顔で応えながらスズキがベンチに戻ると、数多くの試合でバッテリーを組んだ大谷も笑顔で迎えハグを交わす。その後もスズキはベンチの全員とハグを交わしていった。
家族との時間を楽しみたい、大切にしたいというコメントを残し現役引退するカート・スズキの姿にABEMAの視聴者から「キヨシおつかれさま!!」「キヨシありがとーー」「幸せな引退だね」「残念 寂しくなるなぁ」など労いの声があったほか、「見れてよかった」「感動」「試合中にこういうのやるんだ、泣いちゃう」「涙が止まらない」「電車の中でウルウル」「仕事中なのに泣いてまうやん」など涙を誘われた視聴者も多く見られた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)