将棋の第35期竜王戦七番勝負第1局が10月7・8日の両日、東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、挑戦者の広瀬章人八段(35)が藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に107手で先勝を飾った。将棋ソフト(AI)で形勢を示す折れ線グラフが緩やかに勝利を示す方に傾いていく様を表現した“藤井曲線”さながらの美しい勝利曲線に、ファンからは「広瀬曲線だ」の声が上がった。