【MLB】ブルージェイズ9-10マリナーズ(10月8日・日本時間9日/トロント)
ここで踊らなければ、いつ踊る。それほど喜びの思いが詰まった歓喜の輪だった。21年ぶりにポストシーズンに進出を果たしたマリナーズは、ワイルドカードシリーズ第1戦の勝利に続き、第2戦では一時7点差をつけられるものの、6回に4点を奪って反撃、8回にまた4点取って追いつくと、9回に1点勝ち越し。激しい乱打戦を制した瞬間、選手たちがマウンド付近で大きな輪を作った。
1977年に創設されたマリナーズだが、地区優勝はわずかに3回。直近ではイチローが入団した直後の2001年で、ポストシーズン進出もこの年以来だった。今季はイチローの後継者とも言われるロドリゲスが、シーズン途中にメジャーデビューを果たすと、1年目の選手としては初となる25本塁打・25盗塁をマーク。若手の勢いに引っ張られる形でチームも勢いを得ると、2000年以来となるワイルドカードでのポストシーズン進出を決めた。
長年の思いが詰まったポストシーズンだけに簡単に負けるわけにはいかない。この試合でも2回から2点、1点、1点と奪われ0-4とされると、4回には1点返すものの、直後の裏の攻撃で4点を追加されて1-8。体勢決したかに見えた。ところがマリナーズ打線が6回にサンタナの3ランを含む4安打で4点を奪うと、8回には4者連続を含む5安打を集中してまた4点。9回には2死二塁からフレージャーがタイムリー二塁打を放って勝ち越し、そのまま逃げ切った。
試合終了の直後に始まったのが、マリナーズ名物のダンスだ。始まりは野手の一部からだったが、どんどんその輪は大きくなり、今回は少なく見ても20人以上が集まる大きな輪に。このままポストシーズンを駆け上がり、初のワールドチャンピオンになろうものなら、球場どころかシアトルにいるファンたちが、街のあちこちで肩を組んで踊りまくる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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