【MLB】アストロズ4-2マリナーズ(10月13日・日本時間14日/ヒューストン)
 球場全体が一瞬で濃いオレンジに染まった瞬間だ。「3番・レフト」でスタメン出場していたアストロズのアルバレス外野手が6回1死一塁から、レフトスタンドに突き刺さる逆転の2ランを放った。マリナーズ先発のカスティーヨが投げ込んだ98.3マイル(158.2キロ)のパワーシンカーをものともせず、103.6マイル(166.7キロ)と8.5キロの加速をつけて打ち返すパワーと技術は、メジャー屈指のもの。打った瞬間、本人だけでなくファンも確信すると、一斉にチームカラーであるオレンジのタオルを振り回し“満開”状態になった。