【MLB】ドジャース1-2パドレス(10月14日・日本時間15日/ロサンゼルス)
珍客は、もはや幸運キャラへと昇格だ。5試合制のディビジョンシリーズ第2戦の最中、突如として飛来した鴨がグラウンドに居座り、全米のファンの注目を集めることになったが、その試合はパドレスが接戦をものにして勝利した。すると第3戦には、この鴨に関するボードを持ったファンが続出。鴨自身は再び飛来はしていないが、ボードの効果もあったのか、パドレスが連勝することとなった。
験を担ぐのは、日本でもアメリカでも変わらない。第2戦はパドレスがダルビッシュ有、ドジャースがカーショーと、メジャーを代表する好投手同士の対決。両チームの戦力を考えればドジャースに分があると見られていた試合だったが、パドレス打線がカーショーに襲いかかり、序盤から得点。ダルビッシュも1回から3回まで3イニング連続でソロ本塁打を浴びるなど苦しんだが、再びパドレス打線が奮起し勝ち越すと、リリーフ陣も踏ん張り、辛くも逃げ切った。
第2戦の最中に飛来したのが、例の鴨だ。ライトの前あたりにふらりとやってくると、打球が飛んできても微動だにせず。最終的には球場スタッフに“連行”されていったが、パドレスファンからすれば強敵ドジャースを倒すきっかけに一つになった(?)と思われたのか、急速に広まりあちこちで鴨に関するイラストやボードが生まれることになった。
第3戦もドジャースの先発は好投手ゴンソリンと苦戦が予想されていたが、4回までに2点を奪うと、第2戦同様に先発スネルの後をリリーフ4投手で守り、1点差の逃げ切り勝ち。このままリーグチャンピオン、さらにはワールドチャンピオンにでもなることがあれば、鴨が球団マスコットにまで昇格することも夢ではない?
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





