「強さというか怖さというか…」藤井聡太竜王の完勝に解説棋士も感服 ファン「気付いたら斬られてる感じ」「かっけえええ!」/将棋・竜王戦七番勝負第2局 将棋藤井聡太,広瀬章人 2022/10/22 21:27 拡大する 将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が10月21・22日に行われた第35期竜王戦七番勝負第2局で、挑戦者の広瀬章人八段(35)に105手で勝利した。竜王経験者の強豪・広瀬八段の作戦を打ち破っての完勝に、ABEMAの中継に出演した木村一基九段(49)は「藤井竜王の強さというか、怖さというか…」とその腕力に感服していた。【動画】藤井竜王がシリーズ初勝利を挙げた一局 藤井竜王の1敗で迎えた第2局は京都対局。時折、野鳥のさえずりが響き渡る世界遺産・仁和寺が舞台となった。先手番の藤井竜王が角換わりを志向すると、広瀬八段は3三金型早繰り銀をアレンジし、腰掛け銀に構える新構想を披露。藤井竜王は「序盤から経験のない形になった」と振り返った。解説を務めた木村九段も「広瀬さんの作戦選択に感心させられた。藤井さんの経験のない形に見事に持ち込み、後手番としての作戦の立て方が素晴らしいと思った」と話し、藤井竜王は1日目にして持ち時間の半分以上を投入して読みを深めた。 続きを読む