将棋の第35期竜王戦七番勝負第3局が10月28・29日の両日に行われ、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)が広瀬章人八段(35)に112手で勝利した。中盤までリードを保ち快走していた広瀬八段から、終盤に藤井竜王が逆転劇を演じシリーズ2勝目を獲得。絶対王者のあまりにも鮮やかな勝利に、解説棋士は「勝ち将棋鬼の如し」と感服していた。