【MLB】フィリーズ7-0アストロズ(11月1日・日本時間2日/フィラデルフィア)
エンゼルス・大谷翔平投手の仲良しとして知られた期待の若手が、世界一を目指して活躍中だ。シーズン途中にフィリーズに移籍したマーシュ外野手が3点リードの2回に、豪快なスイングでライト越えに今回のポストシーズン第2号となるソロ本塁打を放った。直前にはチームの主砲ハーパーからアドバイスをもらうと、それを活かして会心の一発。元同僚・大谷の目にも当然入ることだろう、華々しいプレーを披露した。
マーシュはエンゼルス在籍時代に大谷と仲がいいとして日本でも有名になった選手。長髪とひげ、スピード感溢れるプレーが魅力だが、ポストシーズン進出の可能性が低くなった時期に、エンゼルスからトレードでフィリーズ入り。期待の若手選手だっただけにエンゼルスファン、大谷ファンからは惜しむ声も多かった。
移籍後のマーシュは新天地でも活躍を続け、ポストシーズンでも9番・センターが定位置に。アストロズとのワールドシリーズでも、チームから大きな期待をかけられていた。すると第3戦、1回からホームラン攻勢をかけていた流れに乗って、2回にライトフェンスをぎりぎりで越えるソロ本塁打。大喜びでベンチに戻ると、チームメイトからも手荒い祝福を受けていた。
大谷は来季、エンゼルスと1年契約を結び、自身初のポストシーズン進出を狙うが、このマーシュの活躍を見たファンからは、改めて「大谷・マーシュ」のコンビ再結成を望む声も出てきそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)